FreeBSD on virtualbox インストールメモ
とりあえず gnome 入れて firefox 動くようになったのでメモ。
FreeBSDインストール
FreeBSD バージョン 8.1 インストール を参考にして普通にインストール。
ただし、「Choose Distributions」は「User」のみを選択した。
また、あえてソフトウェアを全部 ports でインストールしようと思ったので、パッケージでは何もインストールしない。
sendmail停止
自分の場合、インストール時にドメインを設定しなかったので起動に時間がかかるようになってしまった。
これは sendmail が原因らしい&どうせメール使わないのでいっそ sendmail を無効にしてしまう。
/etc/rc.conf に以下を追加
sendmail_enable="NONE"
ports更新
国内にミラーを作ってくださってる方がいるらしい(http://www.allbsd.org/~hrs/diary/200601.html#d2703)ので有難く使わせてもらう。
また、REFUSEのコメントを外し、「japanese」の部分を削除することでいらない ports をダウンロードしないようにする。
/etc/portsnap.conf を以下のように修正
修正前 SERVERNAME=portsnap.FreeBSD.org … #REFUSE arabic chinese french german hebrew hungarian japanese #REFUSE korean polish portuguese russian ukrainian vietnamese 修正後 SERVERNAME=portsnap.allbsd.org … REFUSE arabic chinese french german hebrew hungarian REFUSE korean polish portuguese russian ukrainian vietnamese
その後、portsを更新する
# portsnap fetch extract update
次から更新する時は 「portsnap fetch update」 でOK。
X インストール
xorg-minimal なんてものがあるらしいけど、とりあえず all-in-one のものをインストールする
また、依存パッケージが多く、いちいち設定していたらきりがないのでデフォルト設定でインストールするように環境変数 BATCH を設定しておく。
# export BATCH=yes # portinstall x11/xorg
インストールが完了したら X の設定をする。
/etc/rc.conf に以下を追加
hald_enable="YES" dbus_enable="YES"
Guest Additions インストール
Guest Additions で kernel source が必要になるので先に入れておく。
# sysinstall
[Configure] -> [Distributions] -> [src] を選び、[base] と [sys] を入れる。
参考:http://www.cyberciti.biz/faq/freebsd-install-kernel-source-code/
その後、Guest Additions をインストール
# portinstall emulators/virtualbox-ose-additions
インストールが完了したら各種設定を行う。
参考:http://wiki.freebsd.org/VirtualBox
/etc/rc.conf に以下を追加
vboxguest_enable="YES"
Xの設定ファイル生成
# Xorg -configure
生成された /root/xorg.conf.new に 「vboxvideo」がなかった場合、以下を追加
Section "Device" ### Available Driver options are:- ### Values: <i>: integer, <f>: float, <bool>: "True"/"False", ### <string>: "String", <freq>: "<f> Hz/kHz/MHz" ### [arg]: arg optional Identifier "Card0" Driver "vboxvideo" VendorName "InnoTek Systemberatung GmbH" BoardName "VirtualBox Graphics Adapter" BusID "PCI:0:2:0" EndSection
vboxmouseを使うために「InputDevice」を以下のようになるように修正
Section "InputDevice" Identifier "Mouse0" Driver "vboxmouse" EndSection
修正した xorg.conf を配置
# cp /root/xorg.conf.new /etc/X11/xorg.conf
キーボード用の設定ファイルコピー
# cp /usr/local/share/hal/fdi/policy/10osvendor/90-vboxguest.fdi /usr/local/etc/hal/fdi/policy/
ここで一旦再起動
# reboot
gnome2 インストール
x11/gnome2-lite というのがあるらしいけど、これもとりあえず all-in-one のものをインストールすることに。
# portinstall x11/gnome2
gdm がどうも動かないので代わりに slim を使う。
# portinstall x11/slim
キーボードを日本語配列にする。
[システム」→ [設定] → [キーボード]
レイアウトに japan を追加する。
日本語入力を有効にする
# portinstall japanese/ibus-anthy
~/.bashrc に以下を追加して再ログイン
export GTK_IM_MODULE=ibus export XMODIFIERS=@im=ibus export QT_IM_MODULE=ibus
Flash Player インストール
# portinstall emulators/linux_base-f10 # portinstall www/nspluginwrapper # portinstall www/linux-f10-flashplugin10 # ln -s /usr/local/lib/npapi/linux-f10-flashplugin/libflashplayer.so /usr/local/lib/browser_plugins/
/etc/rc.confに以下を追加
linux_enable="YES"
/etc/fstab に以下を追加
linproc /usr/compat/linux/proc linprocfs rw 0 0
再起動または以下のコマンドを実行
# mount -t linprocfs linproc /usr/compat/linux/proc
あとは Flash Player を使いたいユーザごとに以下のコマンドを実行
$ nspluginwrapper -v -a -i
ToDo
- gnome のメインメニューに「再起動」「電源を切る」を追加する
- 時刻合わせ